「あはは。ごめんごめん」

自分の荷物を取って、改めてあーちゃんと並ぶ。

「あ、そうだ。唯ちゃん達は?」

「あ、うん。今日はクラスの子達と遊びに行くって朝言ってたから」

「そっか。なら大丈夫だね」

頷くと、行こってまた手を取られる。

「わわ、だから引っ張らないでってば~」

そんな私の言葉を無視して、グイグイと引っ張っていくあーちゃん。

うー、そんな事しなくても行くってばぁ・・・・・・。