「で、どうなんだよ?」

じーっと優斗君を見ながら聞いてる。

怒ったり痛がったり忙しい人だなぁ。

「どうも何もねぇよ。幼馴染みみたいなもんだ。な?」

「え?あ、うん」

優斗君にそう振られて、思わず頷いてしまう。

確かにその通りだし。

ちょっとだけ寂しいけど、それ以上でも以下でもないしね。