「だ、大丈夫・・・」

痛さと緊張とそれとは違うドキドキと、色々ごちゃごちゃになって何とかそう言うと

そっか、よかった」

ほっとしたような笑顔。

それが余計に私の心をドキドキさせる。

「それじゃあ、行こうか」

「う、うん」

ローファーを履いて、優斗君達の後に続く。