「うぅ、い、痛いぃ・・・・・・」

「お、おい、大丈夫か?」

痛みで蹲る私を優斗君が起こしてくれる。

「あ・・・・・・、えと・・・・・・」

ぎゅっと手を掴まれて、一瞬痛みを忘れてしまう。

何でもない事なのに、物凄いドキドキする。