「唯こそ悠ちゃんと同じクラスだといいね」

「うん」

そのままクラスの事を話しながら朝食を食べて、最後の身支度を整える。

それから5分位でチャイムが鳴った。

「あ、優にぃ達かな」

唯がそれに反応してパタパタと玄関に走っていく。

「おはよう」

玄関を開ける音と、そんな声が聞こえてきた。

優斗君の声だ・・・・・・。