「ねぇ、お姉ちゃん」

「何?」

歩きながら、唯がじっと私の方を見る。

「前の学校より家から遠いから、寝坊、しないでね?」

「う、うん。でも、唯も危ない起こし方しないでね・・・・・・?」

「それはお姉ちゃん次第って事で~」