そして僕たちは甘味所を後にした

「おいしかったね♪」

満足そうに笑う舞。

本当に可愛いナァ~

ガタっ

小さなもの音が聞こえた

「誰かいるのか?」

僕も気になり刀を抜きその音の方へ近づく。

「誰ですか?出てきなさい」

声をかけても何も出て来ない

「まって、」

舞はもの影に近づく

「舞危ない!!」
「大丈夫だょ!」

そのまま影に近づく

「おいで」
「ミィ~」

舞の手には猫がいた。

「「猫?!」」
「多分最近問題になっている猫だね」

たしかに舞の手の中の猫は黒猫だった

「あ、怪我してる!!
総司、一!!早く屯所に戻るよ!!」

走ってく舞に俺も一君も慌てて追いかけた