総司の一番隊(私もいるよ)と三番隊の斉藤さんと今日は巡察に来ています
「あ!
甘味所!!」
「総司、巡察中だ」
「えー」
さっきからこのやり取りが続いていた
総司は甘味所の前を通るたびにこうだし、
一は真面目だからその総司を止める
うん
ある意味いい組み合わせだ
「舞も甘味食べたいですよね?」
「うぇ?!」
急に話しかける総司に私はなんともヘンテコな言葉を上げた
「食べたいですよね?」
う…
たしかに甘味は大好きだよ?
特に三色団子が…
でも、
今は巡察中だし…
「今は巡察中だし、終わったら行こぅ?」
我慢だ我慢と心の中で叫んで総司と一の方に振り返った
「へ~…舞って甘味大好きだったんだ♪
僕と一緒!」
「三色団子が好きだったのか…
ボソっ)覚えておこう…」
…なんで、バレてんっすかね?
「「声に出ている(ょ)」」
あ、
さいですか…
すみません
「すみません。」
「いや、良い。
巡察が終わったら行こうか」
一が私の頭をポンポンと二回叩き笑った
ドキっ…
ん?
何いまの…
まぁ、いいや
私はそんなのどうでもいいかのように
一に「うん」といった
「あ~!
ずるいですよ!一君!抜け駆け禁止!!」
「ずるくなどない」