ふざけないでょ!!!


皆が驚きを隠せなくピタリと動きを止めるなか
一人の隊士が外へ出て行こうとした


「何処へいく」


土方さんも気付いたのかその隊士を捕まえる


その隊士は舞が来たばかりのとき舞に悪態をついていた隊士だった


「お、俺はなにもしりません!!」

「俺は何もいってねぇ。
俺は何処へ行く?って聞いただけであって舞を知っているか?なんてきいてねぇ」



墓穴をほってしまった隊士の顔は青くなる


「言え!!舞はどこだ!!!!」

「ひぃ!本当に知らないんです!
き、昨日の晩、桜咲が沖田さんに何か盛っていることを見逃す条件だったんです!
もちろん冗談でっ
俺、本当に出て行くなんて思っていなくて!!!!」



盛っている…?


「証拠は?」

「み、薄い緑色の光が沖田さんの部屋を此処ずっと続いていたので気になって…」




薄い緑色の光って…



すべてが カチッ と言う音をたてつながった