その後すぐに会議があり、
池田屋、四国屋どちらに攻めるかの問題になった
「ていうか、いつも池田屋でやってるんだろ?
古高が捕まった今、いつもと同じ場所で会議なんてしないでしょ?」
平助の意見に悩む皆
正直、私だってどちらかなんてわからない
わからない、けど、
「私は池田屋がいい。」
「「「「?!」」」」
「お願いします!」
私は頭を深くさげる
「…何か、あるのか…?」
土方の声に私は顔を上げるが視線だけは土方を見ることができなかった
「私情を持ち込むのはいけないってわかっているの…
けど、どうしても…」
「いいんじゃないですか?
一番隊が池田屋で」
「…あぁ」
あえて私の私情と言う形でじゃなく“一番隊”として行動をさせてくれた
そして私は翌日に向けて各自自室へと戻る
私は自室へ戻る前にある人のところへ向かう