「舞?!何があった?!」

土方さんがとっさに舞による。

僕達もそれにつられるように舞の傍に掛けよる。

「舞?」

「すまん。羽織を汚してしまって、
すぐに洗う。」

「そんなことはどうでもいい!
その血は…」

「…私のではない。
…すまん、今夜は休みたい。
古高のことは明日拷問するんだろぅ?
…明日朝一に確かめたいことがある。」

「確かめたい事?」

「あぁ…今は言えない。
けど、きっと言える日が…」


そぅ言うと舞は僕の横を通って行った。





この時僕には一つの違和感があった。

憎しみの色ともぅ一つの色に染まる舞に…


総司side*end