何か視線を感じるような…

気がする…

私は重い瞼をゆっくりと開けた

そして、目に映るのは

「おはよう。よく眠れた?」

…誰だっけ?

「え?!まさか僕のこと覚えてない?!」

「冗談だ、沖田だろぅ?」

「そぅそぅ!さぁ、道場に行こう♪」

道場?

何故私がそんな場所に行かなければいけないのだ?

「ほら昨日言ってたでしょ?」

あー…

そんなことも言っていたな

…ん?

「何故会話が成り立っている?」

「声に出てるからね」

…気をつけなければ…

「まぁ、取り合えず行こぅ?」

私は沖田の部屋を出るとそのまま沖田の後について行った