舞side



土方の糞野朗にイラつき、私は広間から乱暴に出てきてしまった。

あーあー…

近藤さんに悪いことしたな…

山崎も忙しいはずなのに、

それにあと…知らない人。

本当ごめんなさい。

なんて心の中で謝った

「よぉ、舞?どぅかしたのか?」

調度中庭に出た時、
聞きなれた声が上から聞こえた。

黙って顔を上げその人物の名をポツリと呟いてみた。

「左之さん…」

「おぃおぃ…どぅしたんだ。
そんな暗い顔して」

暗いつもりはなかったけど、

やはり私は女なんだと思って知まったのだ。

「左之さん、私って女なんだね。」

「はぁ?それはそぅだろ?」

私が言いたいのはそぅ言うことじゃない。

「どぅ頑張っても、男にはなれないんだね」

「…舞、どぅかしたのか?」













『何でお前は女なんだ』

オトコナラ

『女のお前は必要じゃないよ』

ヒツヨウト、サレタノニ…