食事が終わり私はちょっと残した朝ごはんを自室へ運んだ

「ミィ~」

部屋に入るなり可愛らしい子猫の声

「はぃ、ご飯だょ」

自分の塩魚だけうすめに作った

パクパク食べる姿は可愛くてついその頭を撫でる

「キミの親猫は?」
「…ミィ~…」
「そぅか…キミも一人ぼっちなんだね」

一人ぼっち。
私と一緒だね。

「舞~」

その時部屋の外から声が聞こえた

多分、
総司と一だ。
二人は猫のこと知っているし、大丈夫だ

「どぅぞ~」