「わたしはもらう理由あるかもだけど
あげる理由はないよ?」

「ほしいから」

即答だった
彼はわたしのこと好きじゃないし、
悠斗君が?いやない。

「誰にあげるの?」

「あげねーよ!俺がもらう!」

悠斗君は満面の笑みでそういった

「じゃぁ高校はいったら返してね」

冗談目かしていいながら
校章を悠斗君に渡した


「じゃーな」

手を降りながら去っていった