ええっ!?!? めぐの言葉に、私は驚きすぎて思わず自分の席から立ち上がる。 「めぐ、す…好きな人いたのっ!?」 全然知らなかった上に、 しかも告白に付き合えって!! 「ちょ、里緒菜声大きいよ!!」 言いながらめぐに両手を口で塞がれてしまう。 「ちょ、詳しい話を聞かせなさい!」 私はめぐの手を取ると、高まる気持ちを落ち着かせる間もないまま廊下に連れ出した。