私の名前は斎藤 里緒菜。




とある私立に通う、ごくごく普通の女子高生




…と言いたいところだが、実は少し違う。





それは、生まれつき左の腕に、謎の刻印を持っているということ。



しかもそれはただの刻印じゃない。






よく目を凝らすと、それは…




言いたくないのでやめとく。







それよりも一番厄介なのは、この刻印が、私にある力を与えてしまうことだった…。









そしてもう一つ、



そこらへんの高校生たちよりも特別なことがある。