なぜか頑なに拒否する私に、リンがあきれたように目を細める。 「イヤ、じゃねーよ。戦国時代じゃあるめえし…そんな髪の長い男いるわけねえだろ。」 うっ…!! 確かに今時こんな長髪な男なんて、 ある意味変態だ…。 「で、でも…」 この髪は、 要のために伸ばしたものだから…。 『やっぱ女は長い髪だよな』 「…。」 顔を伏せ、私は思わず黙り込んでしまう。