「そりゃそうだろうけどよ。お前を運ぶ時に部屋を見させてもらったんだけどよ、どんだけ部屋あんだよ、ここ。お前独り暮らしならこんなに要らねぇだろ」

「部屋を見たんならわかるだろ。ゲームルーム、シアタールーム、コスプレルーム、コレクションルーム、その他もろもろでこれだけ必要なんだっ!!」

「最後のその他もろもろってなんだっ!!絶対要らねぇだろ!!」


「なぁにを2人で騒いでるんですの?」


声の方を振り向くと、モコモコがリビングに入って来ていた


「おかえり、萌花、飯どうする?」

「いただくわ、そのために頑張って帰って来たんだし?」

「そ、そうか。すぐ作る、ちょっと待ってろ」

「はぁい。珠理奈ちゃん、起きてて大丈夫なの?」


モコモコは珠理奈の隣に座る、

距離が異様に近い


「大丈夫だ、もう治ったからな」

「そう?お熱測りましょ」


信用してないな…。