「なっ///は、はなせっ!!」

「嫌です。」


見上げると、いつもの春樹とは打って変わって、真剣な眼差しをしていた。


何故か、顔が熱くなる。


「じゃあ、今度はお医者さんごっこをします。」

「はっ!?な、何をっ…」

「神が患者さん役で、俺がお医者さん役」

「ちょっ、待て!!」


「良いですわね、じゃあ私は看護師の役がいいですわ、コスプレもしましょっ」

「じゃあ俺は病院食作る役にするぜ」


「勝手に私を巻き込むな!?」

「大丈夫ですよ、俺、これでも一応役者なんでっ」

「いや、そういう問題ではなく…」


春樹は珠理奈の耳元に口を近づける


「珠理奈」


はっと、目を見開く珠理奈

今、な、名前を…呼ばれた…。


「大人しくしてないと、お仕置きするよ」


「へっ?」


珠理奈がポカーンとしている間に珠理奈の自宅にずかずかと入り込む3人



今のは…夢?