「おい、貴様ら。」
「っ!!!!!!」
さっきまで、コントローラーを持って楽しそうにしていた3人が、一瞬にしてその表情を凍らせた。
「誰の許可を得て、我のお気に入りのゲームをしている」
「あっ、そのっ、」
「おっ、おはようございますわ。珠理奈ちゃん。」
「おいおい、誰の許可って、そんなカテェこと言わねぇで一緒に遊ぼうぜ」
そんな無邪気な翔太の誘いを、青ざめた顔で見守る萌花と春樹。
「貴様ら、仕事はどうした」
「まだ、時間があるので…。」
たじたじに答える春樹
「次のコンサートにはまだ時間がありますの」
いつもの微笑を浮かべる萌花
「で、貴様は」
「店は休み取ってあるよ、そんな怒んなって」
「ふん、そうか」
珠理奈が落ち着いたところでふぅーっと、安堵の息をもらす3人
しかし、その時