「あなたたちは、もしかしてモコモコさんとサソリさんですか?」


「ええ、そうですわよ。」

「ああ。」

「じゃあ、信頼出来ます。だって、神が認めたお方達ですから。」

「えっ?」

「神が仰ってました。あなた方は信頼に値する人達であると…。昨日の過去ログ、見てませんか?」


「見てねぇな、昨日は散々盛り上がってたし。ていうかいつの間にコメントしてたんだか。」


「珠理奈ちゃん…。」


「だから、あなた方を信じて言います。絶対に秘密にしてくださると、誓って下さい。」


「当たり前ですわ」


また余裕の微笑を浮かべる女性


「ぜってぇ、秘密は守る。男に二言はねぇよ。」


そう言って笑う男性は男気溢れてカッコいい。


「では、改めてはじめまして。スプリンこと能登春樹です。」