二時間目、体育
男女分かれての体育
女子はマットを使っての器械体操である
ほぼ自由時間と言っても良いほど、先生は野放しにしている
白地に赤い線がある体操服に、ブルマ、という一昔前の格好になった生徒たち
「何故、ブルマなんだっ!!」
ここはアニメかっ!
「それは、皆が脚を気にするように、だよ」
嘉穂が上目遣いで教えてくれる
「芸能人たるもの、そういう見られる、ということに慣れなきゃいけないからね。ちょっと恥ずかしいブルマにも耐えなきゃいけないんだよ」
「理事長の趣味なのでは…」
「じゅりなちゃん、やっぱりいい体してる」
そこへ背後から近寄った間宮さんが、後ろからじゅりなの両胸をわしづかみにした
「キャアッ///」
「ああんっ、いい声」
耳元で間宮さんの色っぽい声が聞こえてきて、頬を真っ赤に染めるじゅりな
「ちょっ!やめてくださいよっ///」
「いいじゃない、減るもんじゃないし」
抵抗するが、巧みにかわされるじゅりな
「んっ//ふああっ///」
間宮さんは揉み慣れていて、気持ちよく揉んでくる
「うわぁ、じゅりぴょん、超エロい」
嘉穂はただ見ているだけで手助けはしてくれないようだ
しかも他の生徒も全く気にしていない
間宮さんの手つきが早くなる
「んっ//やっ///やめっ//はああんっ///」
「もっと聞かせて」
間宮さんの濡れた声
ヤバい…気持ちいい…
「ねえ、胸の飾りも触りたいな…もっといい声、くれるでしょ?」
「///だっ、ダメですっ//」
間宮さんの両腕を掴み、セクハラを止める
「なっ!!なんなんだっ!!
間宮さんのセクハラ行為はもはや日常茶飯事なのかっ!」!
「まあ、まみりんのセクハラは今に始まったことじゃないし、皆されてるから、仕方ないよねぇ」
「なんで、皆されてるんだっ!!」
「わかるでしょ?気持ちいいからね〜」
「ていうか何で間宮さんはセクハラするんだっ!!」
後ろを振り返ると間宮さんは少し困った表情をして
「好きだから」
「おまわりさぁ〜ん!!」