入試までの期間の珠理奈ちゃんのレポートは私と翔ちゃんでいたしますわ
翔ちゃんって言うなっ!!
ハイハイ、あの後珠理奈ちゃんはゲームを三時間ほどやってから、アニメ、ゲーム、マンガ、コスプレ、オタクとしての楽しみを一時期やめる、と言い出したのです
「お、お前っ、死ぬ気かっ!?」
「なんで、そうなるんだよっ!!入試のために勉強しなきゃなんないの。時間も残り一週間しかないし。とにかく家への出入りも禁止ね?」
「私、英語なら教えられますわよ」
「いや、なんか1人でやらなきゃ意味ないんだよ、これは。今まで勉強サボってたのは私だし、皆を巻き込めないよ」
「別にサボってた訳じゃねぇだろ、やむを得ない事情があったんだしよ」
「それ、言い訳だから。稼いでからも勉強やんなかったのは紛れもない事実。せっかくチャンスをもらったんだ、頑張りたいんだよね」
「んまあ、無理にとは言わねえけどよ、いつでも俺らのこと呼べよ。力になってやるからさ」
「勿論ですわ。珠理奈ちゃんは1人じゃないんですから」
「うん、ありがとう」
それを見たのは一週間前でしたわ