雅も一緒――……?


え、ちょ、ちょっと待って……。

一瞬、頭が真っ白になった。




「だって学校……。」

「向こうにも学校はある。」

「友達……。」

「友達はまた作ればいいし、今の時代日本との連絡は簡単にできる。」



うぅん、それよりもあたしにとって1番重要なのは…………。


「郁ちゃん!!郁ちゃんと離れるのは嫌だよぉ。」