たぶんこれで先輩と関わるのは

終わりなのかな・・・



そう思うと泣きそうになる。







「...また連絡してもいい?」



縁を切りたくない私は

ついそんなことを口走っていた。



そしてハッとなって

急いで弁解をした。


「あ、ちがいますっ!
 えっと、その...」


顔の前で手を大きく振って

ちがうちがうと言い続けた。



そんな私を見て少し笑う先輩。