メールで機会をつくって

先輩を駅前の公園に呼び出した。



先輩が卒業してからも
想いはとどまることなく溢れ出た。





だけどそんな私に

先輩はいつもの困ったような顔をして言う。


「..ごめん、みくのこと
 そんな風にはみられない...」


そして妹みたいだ、と言った。




フラレた、とはわかってはいても

困ったように言う先輩を

ただ好きだ、と想ってみてるだけ。