「うん!」
 
 
三人揃って言った。
 
 
 
ガラッ…
 
 
「ばあちゃーん!家でこいつらと遊ぶから。」
 
 
 
シーン……
 
 
返事がない。
 
 
買い物にでも行ってるのか?
 
 
 
「まぁ良いや。あんまり騒ぐなよ。」
 
 
俺の言葉なんか聞かずに、三人は居間に走って行った。
 
 
「おいっ……人の話を最後まで聞けっ…!」
 
 
俺も慌てて後を追った。
 
 
「…俺の家じゃなくて、ばあちゃんの家だからな。そこらへんにある物壊したりするなよ。」
 
 
 
「分かったよ!ごちゃごちゃうるさいな。」
 
 
隼斗が口をとがらせて言った。
 
 
「俺の家じゃないからな。物を壊したりするなよ。」
 
 
俺はもう一度、念を押しておいた。