「今までそーやって生きてきたんだから、もう治らないと思うんだけどねぇ。…それでさ、原田くんにも変なこと言ってなかった?」



「昨日、お昼ご飯を一緒に食べるのは迷惑かって…聞かれた。」




「へぇ?それで…何て言ったの?」



顔はニコニコしているけど、責めるような目でこっちを見ている。
本当は、彼女は怒っているんだろう。



「何も、言えなかった。そしたら西さんが、もう良いって言って、行ってしまった。」



「えぇ…?何それ!?何でなにも言わなかったの!?……でも、じゃあ今日レーラちゃんをお昼ご飯に誘ってたのは何で?」