「おいしかったぁ♪また食べにこようねっ」


あたしと大地くんは手をつないでRiNRinからの帰り道を歩いている。


「チョコレートパフェ食えてよかったな♪」


「うん♪あと、奢ってくれてありがとー。なんかごめんね。デートの時いつも奢らせちゃって…」


大地くんをみると笑っていた。


「気にすんなよ、俺の変なプライドだから」


そう言ってもう一回ニコッと笑った。


あたしは繋がれてる手を強く握った。


「もうすぐ家着いちゃうね…」


「あぁ」


ずっと一緒にいたい。


ずっと彼の隣を歩いていたい。


そう思った。


でも、楽しい時間はいつだって早く過ぎていく。