「泣かないでよ!恥ずかしいじゃん!」 慌てていっぱいのペーパータオルを差し出す茜ちゃん。 「春菜の髪、好きだよ。さらさらで綺麗だし、可愛い!」 茜ちゃんの言葉にまた涙が出てきて、2人してペーパータオルで涙を拭いた。 私は心の底から 茜ちゃんを好きになった。 話して良かった。 茜ちゃんで良かった。 そう思えた。