「うーん。行きたいけど、私が行っても良いのかな?」
メンツを聞いて悩む唯。どうしたんだろ? なんかあんのかな?
不思議に思い、聞いてみる事にした。
「何で? 良いに決まってんじゃん。行きたいなら行こうよ。何か気になる事でもあんの?」
すると唯はブンブンと首を横に振る。
「あっ、ううん。ただ、私だけ違うクラスだったから何となく気になっただけ。良いんなら私も行きたいな」
言いながら唯はお茶の入ったペットボトルの蓋を開けた。
「じゃ、決定。楽しみだね」
茜は嬉しそうに頷いている。
こうして全員の予定が合い、今度の水曜にカラオケに行く事に決まった。
* * *
カーテン越しに見える窓の外はいつもより薄暗いように感じた。携帯で時間を確認すると午前六時を過ぎたところ。
私は一度伸びをしてからカーテンを開ける。どんよりした雲が空を覆い、小雨がパラついていた。
連休中ずっとバイトの私には関係ないけど、連休初日から雨っていうのは出かける予定の人からすると萎えるだろうな。
そんなどうでもいい事を考えつつバイトに行く準備をする。
早く準備が完了した私は、鞄と傘を持って秀人の部屋に向かった。
メンツを聞いて悩む唯。どうしたんだろ? なんかあんのかな?
不思議に思い、聞いてみる事にした。
「何で? 良いに決まってんじゃん。行きたいなら行こうよ。何か気になる事でもあんの?」
すると唯はブンブンと首を横に振る。
「あっ、ううん。ただ、私だけ違うクラスだったから何となく気になっただけ。良いんなら私も行きたいな」
言いながら唯はお茶の入ったペットボトルの蓋を開けた。
「じゃ、決定。楽しみだね」
茜は嬉しそうに頷いている。
こうして全員の予定が合い、今度の水曜にカラオケに行く事に決まった。
* * *
カーテン越しに見える窓の外はいつもより薄暗いように感じた。携帯で時間を確認すると午前六時を過ぎたところ。
私は一度伸びをしてからカーテンを開ける。どんよりした雲が空を覆い、小雨がパラついていた。
連休中ずっとバイトの私には関係ないけど、連休初日から雨っていうのは出かける予定の人からすると萎えるだろうな。
そんなどうでもいい事を考えつつバイトに行く準備をする。
早く準備が完了した私は、鞄と傘を持って秀人の部屋に向かった。