「大丈夫だよ。ありがと。それよりマジごめんな」
『気にしないで。美咲は悪くないよ。ところで晃は今、どこに居るの? 立川くんが鞄持って帰ったみたいだけど。電話かけても繋がんないんだよね』
まさか私があそこまでやったなんて思ってもいないんだろう。不思議そうに聞いてくる茜に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
「いや、実は……、あいつ電話とか当分は無理かもしんねえ。学校にも一週間くらい出て来れねえかも。本っ当ごめん」
どうしても直球が投げれなくて言葉を濁した。
『どういう意味?』
「そのくらい痛め付けちゃったって事。最低だよな、私」
私、マジ最低だ。
なのに茜は、こんな私の事を責めたりしないで、逆に元気づけてくれた。
茜は今、何を思ってんだろう。
確かに別れる気で居たんだろうけど、今日までの、この急展開。そして彼氏をボコボコにした張本人を元気づけてる。
茜は本当に優しすぎんよ。何でこんな子が私の親友なんだろう。私にはもったいなすぎる。
本当に良い友達を持ったな。
そんな事を考えながら、茜にもう一度、感謝と謝罪の気持ちを伝えて電話を切った。
『気にしないで。美咲は悪くないよ。ところで晃は今、どこに居るの? 立川くんが鞄持って帰ったみたいだけど。電話かけても繋がんないんだよね』
まさか私があそこまでやったなんて思ってもいないんだろう。不思議そうに聞いてくる茜に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
「いや、実は……、あいつ電話とか当分は無理かもしんねえ。学校にも一週間くらい出て来れねえかも。本っ当ごめん」
どうしても直球が投げれなくて言葉を濁した。
『どういう意味?』
「そのくらい痛め付けちゃったって事。最低だよな、私」
私、マジ最低だ。
なのに茜は、こんな私の事を責めたりしないで、逆に元気づけてくれた。
茜は今、何を思ってんだろう。
確かに別れる気で居たんだろうけど、今日までの、この急展開。そして彼氏をボコボコにした張本人を元気づけてる。
茜は本当に優しすぎんよ。何でこんな子が私の親友なんだろう。私にはもったいなすぎる。
本当に良い友達を持ったな。
そんな事を考えながら、茜にもう一度、感謝と謝罪の気持ちを伝えて電話を切った。