「本当なんなの?
勝手にくっついて、勝手に離れて
また戻ってきて。」

少し寂しそうな甘えるような声で言う
叶多くん。


「はじめ、うざかったのに

となりにいたら たまにたのしいし
いなくなったら なんかさびしいし
会えなかったら つまんなくなるし...。」


そこまで言うと叶多くんは
少し間をおいて言った。


「そばにいてほしいし...。

悪いと思ってんなら
俺と付き合って?」