私は次の日、学校を休んでしまった。

課題やらないで帰ったから先生
怒ってるだろうし。

叶多くんの顔を見たくなかったから。

きっと怒ってる。

何も言わないで勝手に
帰ったんだし。

「はぁ、つらいなぁ...。」

そう呟いた声がカーテンも
閉めきった暗い自分の部屋に響いた。