「あー、あともうひと踏ん張り。」
そう呟いて、ふと窓の外に目を向けた。

窓の外にいたのは叶多くん...
と誰?

きれいな女の人。

顔は小さくて、背が高い。
目もぱっちりしてて美人だ。

雰囲気からして告白かな?

私は叶多くんがOKしたらどうしよう
と思いながら、告白の様子を見ていた。

こんなに余裕があったのは失敗する
自信を勝手に持ってたから。

叶多くんがすきなのは私だって。

女の人が頭を下げた。