あれは私が高校に入学したての頃。

放課後、1人で還ってる途中で
男の子の泣き声が聞こえてきた。

気になったから声をたどってみたら
住宅地の細い路地に座りこんで
泣いている男の子がいた。

「ひっく...うっ...うわーんっっ!!」