「悪いと思うんなら、合コン付き合って。」

ニヤリと由理は笑った。

由理は腹黒い＿＿もとい、悪知恵が働く
ところがある。

しまった、ひっかかった。と、蒼が
思ったときにはもう手遅れだった。

私は言い逃れできないと察し

「行くだけね！？何もしないから！」

と命乞いをした。

断ったら私は三途の川を見ることに
なっていたであろう。