「いや、無理。」

即答...。
叶多くんはまた、歩き出してしまった。

私はまた叶多くんの制服を引っ張った。

「・・・・・・。」

私が黙っていると

「デートはまた今度な。
今日は用あるから。」

言いながら叶多くんは、私の頭を
ポンポンっと2回なでて
今度は本当に帰ってしまった。