「かかか叶多くんっ!?」

「パニクりすぎ。お前が俺によりかかって
寝るから、俺までサボりになっちゃったし。」

「え!?今、何時?」

あわてて空を見ると、茜色の夕焼けが
沈むところだった。

「もう、5時。」

「ごっごめん。私のせいでっ。」

私は軽くパニックになりながら

叶多くんから少し距離をおいた。