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「ん...あれ?私、寝てた?」

ふと目が覚めるとそこは屋上だった。

確かお弁当、叶多くんに渡して
おいしいって言ってもらえて

「んふふ。」

その時のことを思い出して笑っていると

「笑い方、キモイ。」

大好きな人の声が聞こえた。

驚いて横を見ると
うっすらと笑みを浮かべる叶多くんがいた。