授業がおわって昼休み。
いつもは由理とお弁当を食べてるけど今日は
叶多くんのもとへ向かった。

「叶多くん!!」

寝てる叶多くんの体を揺らす。

「...ん...。」

うっすらと目を開けた叶多くんのおでこに
私は自分のおでこをあてた。

「やっぱり!熱あるでしょ?
ダメだよ。帰らないと!」

「うわっ...何やってんだよっ?!お前。」

「今日ぐったりしてたから、熱あるのかなー
って思って!」