「なー、そろそろ飯にしねぇ?」
あれから色々なところに言っていたら
叶多くんが口を開いた。

ケータイを見るともう7時。

「そうだね。何食べたい?」

「んー、蒼が好きなのでいいよ。」

「じゃあ、オムライス!!」

「OK。じゃ行くか。」

叶多くんは、しっかり私の手を
つないで微笑みながら言った。