「今メアド聞くチャンスだよ。」
「1人だしっ」

あ、私のこと見えてたんだ。
ていうか、聞きにいっちゃうの?

やめてよっ!
私が思いを込めて視線を送っていると
叶多くんが戻ってきた。

「はい、蒼やる。」
「あ、ブルドッグ?」

いらないけどなぁと思いつつ
袋を開けると、出てきたのは

「え...りす?
ブルドッグは?」

私は驚いて顔をあげた。

「アレ、嘘。
蒼の反応おもしろいからさ♪」

さすがサディスト...