「私、彼氏と約束が...」
私が遠慮気味に言うと
「嘘はいいから。」
「きみさっきからずっと1人じゃん。」
口ぐちに男たちは告げる。
ていうか、ずっと見てたの...?
「それじゃ行こうか。きみ、名前は?」
男の1人が私の腕を
つかんで聞いてくる。
「えと、日下部...蒼...です。」
私はとうとう諦めて名乗った。
「へ~蒼ちゃん。名前も可愛いね。」
男がそこまで言うと後ろから
聞きなれた声が聞こえた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…