叶多くんと付き合い始めて
3日たった。

別に隠してるつもりはないんだけど
クラスでこのことを知ってるのは
由理だけだ。

「叶多くん、屋上行こー。」

昼休みにいつものように
寝ている叶多くんに声をかけると
叶多くんは

「んー…。」

と眠そうに返事をして席をたった。