二階の部屋の階段を上り、ドアを開ける。


これはいつもしていた行動なのか…
いろいろなことを考えながら、またベッドにダイブ。



それでウトウトして寝る。それがいつもの習慣になってきてる。


そして今日も眠りについた。




―朝―


今日は土曜日なので
学校は休み。朝の10時に予約してある病院に向かう。


「あの…予約していた実ですけど…」



「実さんですね。少々お掛けになってお待ち下さい。」



数分たってから看護士がドア越しから顔を出して来た。
「実さーん。どうぞ!」



診察室のドアを開けてすぐに居たのがこの前の医者。


「まぁ掛けなさい。」


「はい。」



「何で君をここに呼んだかというとね…
君の本音を聞きたいからだよ。まぁ傷の検査もあるけど。」


「本音?」



「うん。」



私の本音?