家のなかに案内されて自分の部屋にたどり着いた。


《美鈴の部屋》


ドアにはこんな事が 書いてあるプレートがかかっていた。





「それじゃあゆっくりしてね。」



女の人はいなくなった。





「はぁぁつまんないの。」





部屋のドアを開けて
数メートル先のベッドにダイブした。





ガサッ





「ん~?」





音の先を辿ると、小さな写真が見つかった。




ピースをしてる自分と 少し背が高い男の子が映っていた。





カラーペンで恭平《きょうへい》先輩とツーショットと書いてあった。





写真で笑ってるのは 紛れもなく自分。