「1週間後夏休みじゃん?んでさ、8月7日に花火大会あるじゃん?林誘えよ!」



な ん だ と !?



「でも友達とかと行きそうじゃね?林」


あぁゆう系の女子なら
だいたい友達と行くでしょ?


「だーかーらー、そうなる前にお前から誘うのだ」

「何て誘うんだよ…」


いや、好きな奴とお祭りだぜ?

誰だって行きたいでしょ。

「普通に言えばいいんだよ、普通に!」

「普通って?」

お前にとっての普通って…笑


「ん~『花火大会、二人で行こ』みたいな?」



なんて大胆んだ…!?


コイツ…好きな人いねぇからそんなこと言えんだよ!


「ってか、もし俺が花火大会に誘うとすんじゃん?んで、どーすんの」


きっと黙ったまんまだろ。


「I love you だよ」

「は?」

「告白すりゃぁいいんだよっ!」


告白ねぇ…

出来るものなら、さっさとやっちゃいたいよ


俺はゴムを口にくわえ、髪をくくろうとする林を見た。

ふいに目があった。



ドッキューン ///



そして顔を赤くする彼女。
そして俯く。


なんか…そんな顔赤くされたら




勘違いすんじゃん…


なんか、なんか…っ






惚れてまうやろーーーーっ!!!笑


※最初から惚れてます。