そっから結構仲良しになったんだっけなぁ~…
「おい、しゅーちゃん」
チャイムの音と共に声が聞こえた。
「なんだよ」
と、振り返る俺。
そこには
遊び疲れたのか、汗だくな拓が息切れしながら
立っていた。
「ニヤニヤすんな…よ!」
そう言って、俺の腹を殴る。
特に痛くない。笑
「いやぁ、林から話しかけてくれたからさっ」
「おっ!良かったじゃ~ん!ラブラブですな」
「まぁ…なれたら良いよな」
「なれるでしょ!俺が見る限り林ちゃんは秀にベタ惚れ~」
あ、やっぱそう思うよな?
って自意識過剰かッ笑
「な~んで、お前と話す時だけ顔真っ赤にするかね?答えは1つ。リンリンはしゅーに超らぶ♪」
らぶって…笑
「みんな噂してっぜ?『あいつら付き合ってんじゃね?』みたいな」
「付き合いてーなぁ」
「告白してくれたら良いよなッ」
「ねーだろうけどな」
実際、林が本当に俺の事が好きだなんてハッキリしてない。